制作の古殿です。
10/2(火)と10/5(金)、熊本市の碩台小に伺いました。
碩台小は、毎年「なでしこ音楽交流会」という
ミュージカルを作っておられます。
劇やダンス、合唱や器楽演奏などに分かれて、
全児童が出演するミュージカルです。
碩台小は池田の出身小学校でもあり、
毎年、劇チームのゲストティーチャーとして
呼んでいただいています。
今年のミュージカルのタイトルは、
「時間を旅する音楽室」。
2回目の劇チームの練習会場は音楽室。
可愛い看板が出迎えてくれました。

鍵盤ハーモニカ、よく描けてる!
碩台小は、NHK合唱コンクールに
初回から85回連続出場しているほど、
音楽教育に熱心に取り組まれています。

それもあってか、発声練習でも
池田の音を、耳で聞いて正確に再現していました。
1回目に伺った時にはすでに台詞も入っていて、
動きも大体出来ていたのですが、
子どもたち、「もっと劇を面白くしたい」といい意味で貪欲。
池田のアドバイスをどんどん取り入れていました。


『大げさに言うと劇は楽しくなるけど、ちょっと恥ずかしい。』
そんなセリフにも果敢にチャレンジ。
周りのみんなも「がんばれ!」と応援するし、
『こうしたらもっと良くなると思う』という意見を
言えるし、聞ける。
そんな開けた関係が素敵だなぁと思いました。
一方、ダンスチームの練習は体育館。
スタジオデイズのセイハさん・Namieさん・AYAさんが
アドバイスに来られていました。
今年のダンスチームの曲は
「世界を旅する音楽室」という合唱曲。
歌謡曲のような、もともと踊られている振りもなく、
振付や隊列・構成などは、
リーダーさんを中心に一から自分たちで考えたそうです。
1回目(9/13(木))は、
みんな振付は大体覚えている状態。
それで、振りの一部を、セイハさんたちが
実際、踊ってみせておられました。

子どもたちが息を飲む場面も。
同じ振付でも手の動かし方や表情で
見ている人への印象が全然変わることが伝わったようです。
ほかにも、Namieさんたちがお手本で動いて、
子どもたちも一緒に動きを練習したりしていました。

2回目の訪問(10/5(金))。
子どもたちの一挙手一投足を見つめる、
セイハさんたちも真剣です。

体育館をめいっぱい使って。
動きもうんと大きくなって、笑顔も出てきていました。

1回目にNamieさんらと練習した振りも
早速取り入れられていました。
半分ずつに分かれて
お互いのダンスを見る時間も取りました。

自分たちで見合うと、自分のことも他の人のことも
気付きがあるようです。
最後に、セイハさんから、
「思い切って全力を出して踊らないと伝わらない、
お客様が拍手を下さってるところをイメージして
がんばって」と話されていました。
真剣に聞いている子どもたちの目が印象的でした。
「なでしこ音楽交流会」は、
劇のお話しの中に合唱や器楽演奏、ダンスが
組み込まれて構成されています。
毎年、ストーリーを引き立てたり、メリハリが付いたり、
各要素が組み合わさったならではの作品になっています。
今年もとても楽しいミュージカルになりそうです。
碩台小の皆さん、
本番まで練習がんばっていることと思います。
楽しみにしています!
ご興味ある方、是非お出掛け下さい。
◎なでしこ音楽交流会
期日:平成30年10月13日(土)
時間:9:30~11:00
場所:碩台小学校・体育館
プログラム
1)オリエンテーション
2)ミュージカル「時間を旅する音楽室」
3)ふれあいタイム
↑子どもたち手作りのポスター
<おまけ>
給食室前で気になってしまった掲示板。

「味の旅 八代」って何だろう?と思っていたら
↓

八代の食材を使ったメニューの日のようです。
地元の食材を沢山知ったり、味わうことができて、
いいですね。
碩台小は自校給食だそうです。

碩台小の制服と、給食帽がよく描けてる!